説明
1829年、ショパンがまだワルシャワにいた頃に書かれたとされるニ長調のマズルカです。若さゆえの率直な旋律運びと、マズルカ舞曲本来の土臭いリズム感が素朴に表れています。後年の複雑な和声語法に至る前段階として、初期作品らしい親しみやすさを持つ小品で、譜読みの負担が少ない点も魅力です。演奏時間は1分半ほどと短く、テンポ感の統一が聴かせどころになります。
ポーランドの民族舞曲をもとにした作品群。祖国への想いが込められた、ショパンの魂の音楽
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
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