説明
1841年、円熟期を迎えたショパンが書いたイ短調のマズルカです。憂いを帯びた旋律に、マズルカ特有の付点リズムと3拍子の揺らぎが重なり、単純な舞曲を超えた内省的な表情を見せます。演奏時間は3分弱とコンパクトですが、和声の色彩やルバートの取り方に演奏者の解釈が試され、上級者向けの繊細な表現力が求められる一曲です。左手の伴奏音型の扱い方も演奏効果を左右します。
ポーランドの民族舞曲をもとにした作品群。祖国への想いが込められた、ショパンの魂の音楽
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
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