説明
1834年に作曲された変イ長調のマズルカです。明るい長調の響きに乗って、優雅な旋律線と軽やかな装飾音が交錯し、初期ショパンらしい瀟洒な魅力を伝えます。マズルカ舞曲特有の三拍子のアクセントの揺れを丁寧に描き分けることが、この曲を魅力的に響かせる鍵となり、装飾音の粒立ちにも演奏者の技量が表れます。演奏時間は2分程度で、集中力を保ちやすい長さの小品です。
ポーランドの民族舞曲をもとにした作品群。祖国への想いが込められた、ショパンの魂の音楽
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
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