説明
「神よ、あなたの慈しみは何と大きいことでしょう」という題のとおり、神の恵みへの感謝を歌う賛美歌で、変ロ長調・4分の4拍子の旋律が低音の上を穏やかに進みます。1736年にライプツィヒで出版された『シェメッリ賛美歌集』に収められており、バッハはこの曲集に旋律と低音の形で協力しました。
書法はこの二つの線を中心にした簡素なものです。58秒で175音、音域はD2からG5までで、61鍵の鍵盤に収まります。同じ賛美歌集の「奮い立て、わが弱き魂よ」と比べると、4拍子で音数がやや多く、旋律にも少し動きがあります。
初級レベル。音数が少なく、短い時間で通して弾ける規模です。課題は、テンポを揺らさず、旋律を歌うようにつなぐことです。変ロ長調は黒鍵を2つ含むため、まず再生速度を落として片手ずつ聴き、指の置き場所を確かめるとよいでしょう。手の色分けで旋律と低音を見分け、A-Bループで一つのフレーズを繰り返しながら両手を合わせていくと、祈りの歌らしい落ち着いた流れが作れます。
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作曲家について
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
ドイツ・バロック音楽を代表する作曲家で、音楽一家バッハ家に生まれ、ライプツィヒの聖トーマス教会カントルを長く務めました。対位法の頂点を極めた作曲技法で知られ、「平均律クラヴィーア曲集」や「インヴェンション」など鍵盤音楽の基礎を築きました。本サービスでは、「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」のメヌエットやポロネーズ、インヴェンションとシンフォニア、平均律クラヴィーア曲集のフーガなどを収録しています。音楽帳の小品は BWV Anh.(付録)の番号で目録に入っていますが、ペツォールトのメヌエットのように他の作曲家の作品や作者不詳の曲も多く、多くの曲のページで作者についての現在の見方を記しています。
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