説明
親しみやすい主題が、性格の異なる挿入部をはさんで何度も戻ってくるロンド形式のガヴォットで、BWV 1006aの3曲目です。原曲の無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調BWV 1006では、バッハの無伴奏ヴァイオリン作品の中でも特によく知られた楽章です。バッハ自身によるこの編曲には楽器の指定がなく、リュートやリュート・チェンバロが候補に挙げられます。
ホ長調。ガヴォットはフランス起源の2拍子系の舞曲で、小節の途中から始まるのが特徴で、ここでは題名どおりロンドの形にまとめられています。867音、音域はB1からD5までで、最低音は61鍵の鍵盤の左端より1音下ですが、オクターブをずらせば61鍵に収まります。
中級レベル。主題が戻るたびに同じ表情を保ちつつ、挿入部ではそれぞれの調や性格の違いを聞かせることが課題です。A-Bループで主題部分を切り出して繰り返し、再生速度を落として拍の途中から始まる入りを確かめるとよいでしょう。手の色分けで、旋律と書き加えられた低音の役割を確認しながら練習できます。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
ドイツ・バロック音楽を代表する作曲家で、音楽一家バッハ家に生まれ、ライプツィヒの聖トーマス教会カントルを長く務めました。対位法の頂点を極めた作曲技法で知られ、「平均律クラヴィーア曲集」や「インヴェンション」など鍵盤音楽の基礎を築きました。本サービスでは、「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」のメヌエットやポロネーズ、インヴェンションとシンフォニア、平均律クラヴィーア曲集のフーガなどを収録しています。音楽帳の小品は BWV Anh.(付録)の番号で目録に入っていますが、ペツォールトのメヌエットのように他の作曲家の作品や作者不詳の曲も多く、多くの曲のページで作者についての現在の見方を記しています。
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