説明
「ああ、罪人の私は何をすべきか」という意味の歌い出しを持つ賛美歌を、ホ短調・4分の4拍子で、ソプラノの旋律をアルト・テノール・バスが支える形に和声づけした曲です。BWV 259の番号で知られるバッハの四声コラールのひとつで、これらはカンタータなどで用いた賛美歌の和声づけが中心です。没後に集められて出版され、和声法の手本として広く学ばれてきました。
下の3声が賛美歌の旋律を和声で支え、フレーズの区切りごとに終止を置きながら進みます。52秒で228音と短く、音域はD2からE5までに収まり、61鍵の鍵盤でも演奏できます。
中級レベル。速い音はありませんが、4つの声部を両手で受け持つため、内声を押さえ続けながら旋律を浮かび上がらせる指の配分が必要です。再生速度を落として各声部の動きを聴き分け、A-Bループで一つのフレーズを繰り返しながら、レガートを指でつなぐ練習をするとよいでしょう。手の色分けで、どの声部をどちらの手が担っているかも確認できます。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
「ピアノ小品」の曲一覧を見る →楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
ドイツ・バロック音楽を代表する作曲家で、音楽一家バッハ家に生まれ、ライプツィヒの聖トーマス教会カントルを長く務めました。対位法の頂点を極めた作曲技法で知られ、「平均律クラヴィーア曲集」や「インヴェンション」など鍵盤音楽の基礎を築きました。本サービスでは、「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」のメヌエットやポロネーズ、インヴェンションとシンフォニア、平均律クラヴィーア曲集のフーガなどを収録しています。音楽帳の小品は BWV Anh.(付録)の番号で目録に入っていますが、ペツォールトのメヌエットのように他の作曲家の作品や作者不詳の曲も多く、多くの曲のページで作者についての現在の見方を記しています。
バッハの作品一覧を見る →