説明
『フーガの技法』は、ひとつの主題からさまざまなフーガとカノンを導き出したバッハ晩年の曲集で、作曲者の死後の1751年に出版されました。コントラプンクトゥス第1番はその最初の曲で、以後の曲で変形されていく主題が、もとの形のまま示されます。楽器の指定はなく、鍵盤楽器で演奏されることの多い作品です。
ニ短調の2分の2拍子。主題が4つの声部に順に現れる4声のフーガで、主題を反転させたり速度を変えたりする技法はまだ使われていません。158秒で898音、音域はD2からBb5までで、61鍵の鍵盤に収まります。
上級レベル。速いパッセージは少ないものの、4つの声部を両手で受け持ち、主題がどの声部にあっても聞き取れるように弾く必要があります。A-Bループで主題の入りを切り出し、再生速度を落として各声部の線を確かめるとよいでしょう。楽譜表示で声部の動きを追い、手の色分けで内声をどちらの手が取っているかを見ると、曲集全体の出発点となる主題の形がよく分かります。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
ドイツ・バロック音楽を代表する作曲家で、音楽一家バッハ家に生まれ、ライプツィヒの聖トーマス教会カントルを長く務めました。対位法の頂点を極めた作曲技法で知られ、「平均律クラヴィーア曲集」や「インヴェンション」など鍵盤音楽の基礎を築きました。本サービスでは、「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」のメヌエットやポロネーズ、インヴェンションとシンフォニア、平均律クラヴィーア曲集のフーガなどを収録しています。音楽帳の小品は BWV Anh.(付録)の番号で目録に入っていますが、ペツォールトのメヌエットのように他の作曲家の作品や作者不詳の曲も多く、多くの曲のページで作者についての現在の見方を記しています。
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