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25の練習曲 Op.100

第12番 別れ

ヨハン・ブルグミュラー (1851)

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難易度初級
難易度スコア4 / 10
演奏時間0:54
ノート数601
作品番号Op.100 No.12
調イ短調
拍子4/4
音域A2 – A6
様式ロマン派
出典Mutopia Projectで楽譜を見る ↗

説明

去っていくものを見送るような距離感を持つ「別れ」は、曲集の中でも感情の振れ幅が大きい一曲です。「25の練習曲」作品100の第12曲にあたり、ロマン派の音楽がたびたび主題とする別離を、悲嘆に沈むのではなく、絶えず動き続ける音型の内側に旋律を置くことで描いています。

右手は細かい音型を休みなく刻み続け、その流れの中から旋律の音が浮かび上がる書法です。イ短調の4拍子で50秒あまりに600の音があり、密度は曲集でも高い部類に入ります。中間部では長調に転じて表情が和らぎ、再び短調の流れへ戻ります。

大切なのは、動き続ける音型の中で旋律だけを聴かせることです。すべての音を同じ強さで弾くと、旋律は背景に埋もれてしまいます。旋律にあたる音にだけわずかに多く重さをかけ、残りは伴奏として軽く流す。この弾き分けができると、同じ音型の連続が、歌を支える伴奏へと変わります。

ブルグミュラーが作曲した初心者向けの練習曲集。曲ごとに標題が付き、技術と音楽表現を同時に学べる定番教材

「25の練習曲 Op.100」の曲一覧を見る →

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楽譜

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楽譜提供: Mutopia Project

練習コース

ブルグミュラー「25の練習曲」から「エリーゼのために」へ

STEP 10 / 13

この曲で身につけること

「別れ」。イ短調の流れるような伴奏の上で、旋律をはっきりと浮かび上がらせる曲です。音の重さを弾き分ける練習になります。

練習のポイント

  • 旋律の音だけを先に拾って弾き、どれが旋律かを体に覚えさせてから伴奏を加えます。楽譜表示で旋律の音を確認しましょう。
  • 伴奏の音は数が多いぶん、小さく保たないと旋律を覆ってしまいます。
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作曲家について

ヨハン・ブルグミュラー (1806-1874)

ドイツに生まれ、後半生をパリで過ごした作曲家です。バレエ音楽「ラ・ペリ」の作曲でも知られますが、今日最も親しまれているのは「25の練習曲」Op.100に代表される教育用ピアノ曲集で、初学者にも弾きやすい親しみやすい旋律が特徴です。本サービスでは、「素直な心」「アラベスク」をはじめ、25の練習曲 Op.100の第1番から第18番を収録しています。

ブルグミュラーの作品一覧を見る →

ヨハン・ブルグミュラーの25の練習曲 Op.100

第1番 素直な心Op.100 No.1初級30:37
第2番 アラベスクOp.100 No.2初級40:26
第3番 牧歌Op.100 No.3初級30:52
第4番 小さな集会Op.100 No.4初級40:48
第5番 無邪気Op.100 No.5初級30:28
第6番 進歩Op.100 No.6初級30:30
第7番 清らかな流れOp.100 No.7初級40:23
第8番 優美Op.100 No.8初級40:30
第9番 狩りOp.100 No.9中級70:51
第10番 やさしい花Op.100 No.10初級30:39
第11番 せきれいOp.100 No.11初級40:23
第13番 なぐさめOp.100 No.13初級30:43
第14番 スティリアの女Op.100 No.14中級70:38
第15番 バラードOp.100 No.15中級71:23
第16番 小さな嘆きOp.100 No.16初級30:35
第17番 おしゃべりOp.100 No.17中級70:29
第18番 心配Op.100 No.18中級70:27
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