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25の練習曲 Op.100

第15番 バラード

ヨハン・ブルグミュラー (1851)

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難易度中級
難易度スコア7 / 10
演奏時間1:23
ノート数756
作品番号Op.100 No.15
調ハ短調
拍子3/8
音域G2 – C7
様式ロマン派
出典Mutopia Projectで楽譜を見る ↗

説明

物語を歌う詩の形式を指す「バラード」を題にした、25曲の中でもっとも演奏される機会が多い一曲です。「25の練習曲」作品100の第15曲で、ショパンが同じ名前で大曲を書いた時代に、ブルグミュラーは同じ発想を1分半足らずの規模に収め、学習者にも物語の語り口を体験させました。

左手の低い連打の上を、右手がささやくように動き出し、やがて堰を切ったように高音へ駆け上がります。ハ短調・8分の3拍子で張りつめた音楽は、中間部で長調に転じて明るく開け、そのあと冒頭の緊張がふたたび戻ってきます。750を超える音は、この曲集では多い部類です。

難しさは指より場面の切り替えにあります。静かな冒頭を本当に静かに保てるか、盛り上がりで音を叩かずに厚みを出せるか、長調の中間部で音色を変えられるか。テンポを揺らさずに音量だけで語ること——それができると、練習曲ではなく物語として聞こえてきます。

ブルグミュラーが作曲した初心者向けの練習曲集。曲ごとに標題が付き、技術と音楽表現を同時に学べる定番教材

「25の練習曲 Op.100」の曲一覧を見る →

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楽譜

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楽譜提供: Mutopia Project

練習コース

ブルグミュラー「25の練習曲」から「エリーゼのために」へ

STEP 11 / 13

この曲で身につけること

ハ短調の「バラード」。冒頭は左手が低音で旋律を弾き、右手が刻む和音がその上に乗ります。左手で旋律を歌い、ハ長調に変わる中間部との対比をつけます。

練習のポイント

  • 冒頭は左手の色の音符が主役です。右手の和音は軽く短く、左手の旋律を邪魔しないように。
  • 曲の後半に冒頭の主題が戻ってきます。中間部とループを分けて練習すると、性格の違いがはっきりします。
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作曲家について

ヨハン・ブルグミュラー (1806-1874)

ドイツに生まれ、後半生をパリで過ごした作曲家です。バレエ音楽「ラ・ペリ」の作曲でも知られますが、今日最も親しまれているのは「25の練習曲」Op.100に代表される教育用ピアノ曲集で、初学者にも弾きやすい親しみやすい旋律が特徴です。本サービスでは、「素直な心」「アラベスク」をはじめ、25の練習曲 Op.100の第1番から第18番を収録しています。

ブルグミュラーの作品一覧を見る →

ヨハン・ブルグミュラーの25の練習曲 Op.100

第1番 素直な心Op.100 No.1初級30:37
第2番 アラベスクOp.100 No.2初級40:26
第3番 牧歌Op.100 No.3初級30:52
第4番 小さな集会Op.100 No.4初級40:48
第5番 無邪気Op.100 No.5初級30:28
第6番 進歩Op.100 No.6初級30:30
第7番 清らかな流れOp.100 No.7初級40:23
第8番 優美Op.100 No.8初級40:30
第9番 狩りOp.100 No.9中級70:51
第10番 やさしい花Op.100 No.10初級30:39
第11番 せきれいOp.100 No.11初級40:23
第12番 別れOp.100 No.12初級40:54
第13番 なぐさめOp.100 No.13初級30:43
第14番 スティリアの女Op.100 No.14中級70:38
第16番 小さな嘆きOp.100 No.16初級30:35
第17番 おしゃべりOp.100 No.17中級70:29
第18番 心配Op.100 No.18中級70:27
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