説明
『逃げ出したくなる気分』と『ひねくれたダンス』の二部からなる組曲で、感情を抑えた冷ややかな質感を意図してサティが名付けた作品です。1897年、ジムノペディやグノシエンヌに続く時期の作品らしく、単純な旋律線を淡々と繰り返しながら、微妙な和声の揺れで表情を変えていきます。全曲を通すと演奏時間も長く音数も多いため、単調さに陥らずに曲ごとの性格の違いを描き分ける持久力と表現力が必要です。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
作曲家について
エリック・サティ (1866-1925)
フランス・オンフルール出身の作曲家で、モンマルトルのキャバレーで活動しながら独自の音楽美学を追求した異色の存在です。過剰な感情表現を排したシンプルな音楽やユーモラスな作品タイトルで知られ、後のミニマル・ミュージックやアンビエント音楽にも影響を与えました。本サービスには「自動記述」や「痩せたダンス」など65曲を収録しています。
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