説明
『自動記述』と題された組曲の一つに数えられる、1913年の作品です。古い金貨や古い甲冑という題名からもうかがえるように、過去の栄光や軍隊風の身振りを茶化すような、サティ特有の風刺とユーモアが感じられます。行進曲を思わせる勇ましいリズムと、それをはぐらかすような不意の脱力が交錯し、性格の対比を明確に描き分ける表現力が上級者に求められます。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
作曲家について
エリック・サティ (1866-1925)
フランス・オンフルール出身の作曲家で、モンマルトルのキャバレーで活動しながら独自の音楽美学を追求した異色の存在です。過剰な感情表現を排したシンプルな音楽やユーモラスな作品タイトルで知られ、後のミニマル・ミュージックやアンビエント音楽にも影響を与えました。本サービスには「自動記述」や「痩せたダンス」など65曲を収録しています。
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