説明
象徴主義の劇作家ペラダンの戯曲のために書かれた前奏音楽で、サティが薔薇十字教団と関わりを持っていた時期の作品です。旋律は繰り返しを重ねながらゆっくりと移り変わり、機能和声の枠を外れた響きが漂う、静謐で神秘的な世界を作り出します。強い抑揚を避けた書法だけに、単調に陥らない音色の作り方と息の長い集中力が要求される、規模の大きな一曲です。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
作曲家について
エリック・サティ (1866-1925)
フランス・オンフルール出身の作曲家で、モンマルトルのキャバレーで活動しながら独自の音楽美学を追求した異色の存在です。過剰な感情表現を排したシンプルな音楽やユーモラスな作品タイトルで知られ、後のミニマル・ミュージックやアンビエント音楽にも影響を与えました。本サービスには「自動記述」や「痩せたダンス」など65曲を収録しています。
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