説明
「ラグタイム・クラシック・ツーステップ」という副題には、自作を流行歌ではなく「クラシック・ラグ」として扱うことにこだわり続けたジョプリンの主張が込められています。1908年、ニューヨークのセミナリー・ミュージック社から出版されました。
3分に満たない長さに2,600を超える音が詰まった変ロ長調のラグで、音の密度はジョプリンの作品の中でも高い部類です。右手は絶え間なく動き、休符が少ないため、聴いた印象より手は忙しく動き続けます。
音数が多いぶん、テンポを上げるとすぐに指が追いつかなくなる中級曲です。まずは全曲を通せる遅さを見つけ、そこで左手の跳躍と右手の音型を噛み合わせること。密度の高い曲ほど、速く弾こうとした瞬間に輪郭が失われます。
スコット・ジョプリンを中心とした、シンコペーションを効かせたアメリカ発祥のラグタイム音楽を収録。ジャズ誕生の土壌となった軽快なジャンル
「ラグタイム」の曲一覧を見る →楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
スコット・ジョプリン (1868-1917)
アメリカ・テキサス州に生まれたアフリカ系アメリカ人の作曲家で、「ラグタイムの王」と呼ばれています。シンコペーションを効かせた軽快なリズムと洗練された和声を融合させ、「メイプルリーフ・ラグ」の大ヒットによりジャンルを一躍全国的に広めました。本サービスには「ジ・エンターテイナー」や「イライト・シンコペーションズ」など18曲を収録しています。
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