説明
題名は、19世紀末の金鉱発見で生まれたネヴァダ州の鉱山町サーチライトに由来します。この町は当時、この種の一攫千金の物語とともに名を知られていました。出版は1907年で、ジョプリンはこの頃ニューヨークへ移っており、出版者も次々と替わっていきます。
楽節ごとに右手の音型がはっきり切り替わり、跳ねる音型と流れる音型が交互に現れる変ロ長調のラグです。約4分半と長めで、音数も多く、後期のジョプリンらしく各楽節の作り込みが細かくなっています。
長さがあるぶん、左手の持久力が問われる中級曲です。低音と和音の往復で腕に力が入りやすいので、跳躍のたびに一度力を抜く感覚を身につけておくと最後まで保ちます。右手の音型が切り替わる地点を意識して弾き分けると、長い曲が単調になりません。
スコット・ジョプリンを中心とした、シンコペーションを効かせたアメリカ発祥のラグタイム音楽を収録。ジャズ誕生の土壌となった軽快なジャンル
「ラグタイム」の曲一覧を見る →楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
スコット・ジョプリン (1868-1917)
アメリカ・テキサス州に生まれたアフリカ系アメリカ人の作曲家で、「ラグタイムの王」と呼ばれています。シンコペーションを効かせた軽快なリズムと洗練された和声を融合させ、「メイプルリーフ・ラグ」の大ヒットによりジャンルを一躍全国的に広めました。本サービスには「ジ・エンターテイナー」や「イライト・シンコペーションズ」など18曲を収録しています。
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