説明
フランス組曲第2番はハ短調で書かれ、イギリス組曲に比べて規模が小さく、前奏曲を持たない親密な性格の舞曲集となっている。各楽章は簡潔にまとめられているが、声部の絡み合いは緻密で、指の独立性が試される場面が多い。短調らしい落ち着いた響きの楽章が並ぶ中に、明るさを帯びた楽章も置かれ、全体の色合いに変化を与えている。イギリス組曲より取り組みやすい規模ながら、精度の高い演奏が求められる上級者向けの作品。
バッハが作曲した6つの鍵盤楽器のための組曲。バロック時代の舞曲形式を優雅に取り入れた作品群
作曲家について
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
ドイツ・バロック音楽を代表する作曲家で、音楽一家バッハ家に生まれ、ライプツィヒの聖トーマス教会カントルを長く務めました。対位法の頂点を極めた作曲技法で知られ、「平均律クラヴィーア曲集」や「インヴェンション」など鍵盤音楽の基礎を築きました。本サービスには多数のコラール編曲やアリアを含む229曲を収録しています。
バッハの作品一覧を見る →