説明
ゲーテの詩による歌曲「恋人のそばに」のピアノ編曲です。離れた場所にいてもなお恋人を思う気持ちを、繰り返される音型と歌うような旋律で表現しています。演奏時間は4分半を超えるものの、音数は1566個ほどと控えめで、密度よりも和声の移ろいと旋律の呼吸を聴かせる作品です。シューベルト初期の作品らしい素直な抒情性を持ちますが、上級レベルの表現力が前提とされ、丁寧な音色作りが要求されます。反復される伴奏音型に単調さを感じさせない工夫が求められる一曲です。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
フランツ・シューベルト (1797-1828)
ウィーンに生まれた作曲家で、わずか31歳で世を去りながら、歌曲(リート)を中心に膨大な作品を残しました。旋律の美しさと転調の妙で知られ、「魔王」などの歌曲は今日でも広く歌われています。ピアノ曲でも「即興曲集」など叙情性豊かな作品を残しています。本サービスには即興曲や「魔王」、「ハンガリー風の旋律」など120曲を収録しています。
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