説明
ハ長調で書かれたゆったりとした小品で、1816年頃の作とされています。技巧的な華やかさよりも、歌うような旋律線をどこまで滑らかに保てるかが問われる曲想が特徴です。演奏時間は4分半ほど、中級者にも取り組みやすい規模ながら、テンポの緩やかさゆえに音のつながりや呼吸のコントロールが試されます。落ち着いた曲想は、初期のシューベルトらしい抑制の効いた美しさを感じさせます。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
作曲家について
フランツ・シューベルト (1797-1828)
ウィーンに生まれた作曲家で、わずか31歳で世を去りながら、歌曲(リート)を中心に膨大な作品を残しました。旋律の美しさと転調の妙で知られ、「魔王」などの歌曲は今日でも広く歌われています。ピアノ曲でも「即興曲集」など叙情性豊かな作品を残しています。本サービスには即興曲や「魔王」、「ハンガリー風の旋律」など120曲を収録しています。
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