説明
ピアノソナタ ロ長調 D.575は、1817年、20歳のシューベルトが手がけたソナタです。ロ長調という響きの明るい調性を生かし、若々しい活力と歌謡的な抒情性が並び立つ曲想を持っています。演奏時間25分ほど、音符数も1万を超える規模で、明るさの中に潜む転調の妙を丁寧に描き出す表現力が求められる上級者向けの作品です。全楽章を通して持久力と集中力を維持しながら、シューベルトらしい息の長い旋律線を歌い上げる技量が試されます。
ベートーヴェンの初期作品をはじめ、古典派・ロマン派を代表するピアノソナタを収録。複数楽章にわたる本格的な作品が並ぶ
作曲家について
フランツ・シューベルト (1797-1828)
ウィーンに生まれた作曲家で、わずか31歳で世を去りながら、歌曲(リート)を中心に膨大な作品を残しました。旋律の美しさと転調の妙で知られ、「魔王」などの歌曲は今日でも広く歌われています。ピアノ曲でも「即興曲集」など叙情性豊かな作品を残しています。本サービスには即興曲や「魔王」、「ハンガリー風の旋律」など120曲を収録しています。
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