説明
1828年、シューベルトが世を去る直前に完成させた最後のピアノソナタです。冒頭に置かれた低音のトリルは、穏やかな第1主題の中に不意に影を差し込むように現れ、この曲全体を貫く不安と安らぎの共存を象徴しています。全曲で40分を超える大作であり、ノート数も2万を超えるため、静と動の対比を丁寧に描き分ける成熟した表現力が要求される上級者向けの作品です。
ベートーヴェンの初期作品をはじめ、古典派・ロマン派を代表するピアノソナタを収録。複数楽章にわたる本格的な作品が並ぶ
作曲家について
フランツ・シューベルト (1797-1828)
ウィーンに生まれた作曲家で、わずか31歳で世を去りながら、歌曲(リート)を中心に膨大な作品を残しました。旋律の美しさと転調の妙で知られ、「魔王」などの歌曲は今日でも広く歌われています。ピアノ曲でも「即興曲集」など叙情性豊かな作品を残しています。本サービスには即興曲や「魔王」、「ハンガリー風の旋律」など120曲を収録しています。
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