説明
半音を含む「ロ・ハ・嬰ハ・ニ・ホ・ニ・嬰ハ・ニ」のような細かな音型を、右手が32分音符で弾き続けます。ト長調で、拍子は2/4です。右手の音のほとんどが32分音符で、曲の中ほどでは音階を一気に上る動きも現れます。左手はト長調などの和音を4分音符で打つだけの簡単な伴奏で、右手の動きを下から支えます。
演奏時間は約8秒と非常に短く、その中に148音が詰め込まれています。本サイトに収録した作品821の番号では、第15番から第18番がト長調の曲としてまとまっており、この曲がその最初です。
初級向けとされていますが、32分音符の連続はテンポを上げるとかなり速くなります。半音を含む音型は指使いを決めておかないと乱れやすいので、最初は再生速度を大きく落とし、指の順番を確かめながら弾いてください。左手の和音は簡単なので、右手の粒をそろえることに集中できます。8秒で終わるため、A-Bループで何度も繰り返す練習に向いています。音域はG2からE6で、61鍵の電子ピアノに収まります。
ツェルニーが作曲した160曲からなる練習曲集で、各曲がわずか8小節にまとめられているのが特徴。短時間で特定の技術に集中して取り組めるため、初心者が基礎テクニックを効率よく身につけるのに適している。
「8小節の練習曲 Op.821」の曲一覧を見る →楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
カール・ツェルニー (1791-1857)
ウィーンに生まれ、ベートーヴェンに師事し、後にリストを教えたことでも知られるピアニスト・作曲家です。生涯に800を超える作品番号を持つ膨大な数のピアノ練習曲を残したことで有名で、その体系的な教育的作品群は今日も世界中のピアノ学習で広く用いられています。本サービスでは、「160の8小節練習曲」Op.821と「全調による段階的な50の練習曲」Op.840からの抜粋を収録しています。
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