説明
演奏時間わずか1分ほどの、ごく小規模なヘ長調のディヴェルティメントです。音符数も500程度と少なく、凝縮された中に軽快な主題が提示されて曲を閉じます。短いながらもハイドンらしい明るい響きが凝縮された、演奏効果の高い小品で、advancedレベルとして瞬時の集中力とテンポ感が求められます。1766年に作曲された作品で、ピアノ小品というジャンルに分類されつつも、簡潔さゆえに一音の狂いも許されない緊張感を伴います。短時間の中でハイドンらしい古典的な均整美を表現し切ることが課題となる一曲です。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
作曲家について
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809)
オーストリアに生まれ、長年エステルハージ侯爵家に仕えた古典派を代表する作曲家です。「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」とも称され、明快な形式感とユーモアに富んだ作風でウィーン古典派様式を確立しました。数多く残された鍵盤ソナタは、モーツァルトやベートーヴェンへの橋渡しともなっています。本サービスにはソナタHob.XVI:27・28の各楽章など60曲を収録しています。
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