説明
1806年に作曲された、ベートーヴェンの変奏曲の中でも特に有名な一曲です。借用した旋律ではなく自作の主題を用い、バロック時代のパッサカリアを思わせる反復的な低音構造の上で、性格の異なる32の変奏が緊密に連なっていきます。演奏時間は約33分、音数も非常に多く、短い主題から劇的な広がりを生み出す構成力と持久力の両方が求められる大作です。
主題と変奏形式で書かれた作品群。一つのテーマが様々な形に変化していく様子を楽しめる
作曲家について
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770-1827)
ドイツ・ボンに生まれ、ウィーンで活躍した作曲家で、古典派からロマン派への橋渡しをした音楽史上最大級の存在です。晩年に聴力を失いながらも創作を続け、交響曲やピアノソナタで革新的な形式と激しい感情表現を追求しました。ピアノ曲では「エリーゼのために」や32曲のピアノソナタが広く親しまれています。本サービスにはピアノ協奏曲やピアノ三重奏曲など96曲を収録しています。
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