説明
1802年に作曲されたOp.34は、各変奏が異なる調で書かれるという当時としては斬新な構成を持つ変奏曲です。主題そのものは平明な性格ながら、変奏ごとに雰囲気や調性が大きく変化するため、聴き手には多彩な表情の移り変わりが、演奏者には調性感覚への高い対応力が求められます。演奏時間は14分ほどで、変奏の切り替えごとに音色を変える工夫も欠かせません。
主題と変奏形式で書かれた作品群。一つのテーマが様々な形に変化していく様子を楽しめる
作曲家について
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770-1827)
ドイツ・ボンに生まれ、ウィーンで活躍した作曲家で、古典派からロマン派への橋渡しをした音楽史上最大級の存在です。晩年に聴力を失いながらも創作を続け、交響曲やピアノソナタで革新的な形式と激しい感情表現を追求しました。ピアノ曲では「エリーゼのために」や32曲のピアノソナタが広く親しまれています。本サービスにはピアノ協奏曲やピアノ三重奏曲など96曲を収録しています。
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