説明
自作の主題による6つの変奏曲 Op.76です。この主題は後に劇音楽「アテネの廃墟」の「トルコ行進曲」として転用され、親しみやすい旋律として広く知られるようになりました。行進曲風の軽快な主題が、装飾的な変奏や短調への転調を経て多彩に展開していく構成です。1809年の作で、中級者にも取り組みやすい規模ながら、変奏ごとの性格の描き分けが聴きどころとなります。
主題と変奏形式で書かれた作品群。一つのテーマが様々な形に変化していく様子を楽しめる
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770-1827)
ドイツ・ボンに生まれ、ウィーンで活躍した作曲家で、古典派からロマン派への橋渡しをした音楽史上最大級の存在です。晩年に聴力を失いながらも創作を続け、交響曲やピアノソナタで革新的な形式と激しい感情表現を追求しました。ピアノ曲では「エリーゼのために」や32曲のピアノソナタが広く親しまれています。本サービスにはピアノ協奏曲やピアノ三重奏曲など96曲を収録しています。
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