説明
サリエリの歌劇『ファルスタッフ』の中のアリア『ラ・ステッサ、ラ・ステッシッシマ』の旋律を主題に用いた変奏曲です。1799年、ベートーヴェンがまだウィーンで名を上げつつあった時期に書かれ、当時流行していたオペラの旋律を軽妙に変容させていく手法に、若き作曲家の技巧と機知がうかがえます。演奏時間は約10分で、変奏ごとの性格の切り替えを表現する力が求められます。
主題と変奏形式で書かれた作品群。一つのテーマが様々な形に変化していく様子を楽しめる
作曲家について
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770-1827)
ドイツ・ボンに生まれ、ウィーンで活躍した作曲家で、古典派からロマン派への橋渡しをした音楽史上最大級の存在です。晩年に聴力を失いながらも創作を続け、交響曲やピアノソナタで革新的な形式と激しい感情表現を追求しました。ピアノ曲では「エリーゼのために」や32曲のピアノソナタが広く親しまれています。本サービスにはピアノ協奏曲やピアノ三重奏曲など96曲を収録しています。
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