説明
ベッリーニの歌劇『ノルマ』の名アリア「カスタ・ディーヴァ」の旋律を用いた、ショパンによる編曲風の小品です。ベルカント的な息の長い旋律線をピアノでどのように歌わせるかが最大の聴きどころで、原曲の持つ荘重で祈りのような雰囲気を保ちながら、ピアノ独自の装飾が加えられています。演奏時間3分弱、中級者程度の技巧で挑戦できる規模ながら、オペラ的な歌唱性を意識した表現力が求められる作品です。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
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