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ピアノ小品

幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66

フレデリック・ショパン (1834)

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難易度上級
難易度スコア10 / 10
演奏時間4:14
ノート数3,014
作品番号Op.66
調嬰ハ短調
拍子4/4
音域G1 – E7
様式ロマン派

説明

1834年に書かれながら、ショパンは生前ついに出版しませんでした。没後、フォンタナが遺稿から作品66として発表したことで世に広まり、いまでは彼のもっとも有名な作品のひとつになっています。出版を控えた理由は分かっていませんが、モシェレスの即興曲との類似を気にしたのではないか、という推測が古くからあります。

嬰ハ短調の4拍子。右手が16分音符を4つずつ、左手が三連符を刻み、3対4のポリリズムが全曲の前後を支配します。中間部は変ニ長調——同じ音を長調として読み替えた調に移り、一転して歌う旋律が現れます。最後は冒頭の音型が戻り、その残響の中に中間部の旋律が低音で回想されて閉じられます。

上級とされるのは、3対4のリズムを4分近く保ち続ける難しさによります。数えて合わせようとすると必ず硬くなるので、両手を別々の流れとして感じ、小節の頭だけで合わせるのが実際的です。まず片手ずつ完全に均等にし、そのうえで重ねること。中間部では一転して歌に切り替える判断も要ります。

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楽譜

楽譜提供: Mutopia Project

作曲家について

フレデリック・ショパン (1810-1849)

ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスでは、「革命」をはじめとする練習曲、バラード第1番・第4番、ノクターン、前奏曲集 Op.28などを収録しています。

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