説明
ショパン晩年の1843年に書かれた、単独の小品として伝わるアレグレットです。演奏時間は1分ほど、音数も400ほどとコンパクトにまとまっており、嬰ヘ長調特有の柔らかな響きの中に落ち着いた旋律が息づいています。大作の陰に隠れがちな小品ですが、和声の移り変わりには晩年のショパンらしい洗練が感じられます。規模は小さいものの、ショパンらしい繊細なタッチが求められる上級者向けの一曲です。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
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