説明
モデラート ホ長調 B.151は、1843年に書かれた、1分強の短い小品です。中庸の速さで進む旋律は親しみやすく、331音というシンプルな音符数からも、技巧よりも旋律の運びを重視した作品であることがうかがえます。演奏時間・規模ともにコンパクトで、中級者が気軽に取り組みやすいショパンの小品の一つです。落ち着いたテンポの中で自然な呼吸感をもって旋律を歌わせる感性が、この曲の魅力を引き出す鍵となります。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
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