説明
新聞社ワシントン・ポストが催した作文コンクールの表彰式のために、スーザが1889年に書いた行進曲です。当時流行していた新しい社交ダンス「ツーステップ」の伴奏に盛んに使われ、そのダンス自体が「ワシントン・ポスト」と呼ばれるほど広まりました。
行進曲でありながら踊りにも向く軽やかさは、8分の6拍子の弾むリズムから生まれています。ト長調で、約2分32秒、1936音。トリオに入ると調が変わります。音域はト1からヘ7までと非常に広く、「自由の鐘」と並んで、ここに収めたスーザ作品の中で最も高い音まで使います。
速い指の動きと、高音域から低音域までの大きな手の移動が求められる上級曲です。8分の6拍子の2つの拍を同じ重さで弾くと踊りの軽さが消えるので、拍の弾みを意識してください。左右の受け持ちと移動の幅を手の色分けで確かめておくと、A-Bループで旋律ごとに仕上げた部分をつなげたときに崩れにくくなります。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
ジョン・フィリップ・スーザ (1854-1932)
ジョン・フィリップ・スーザは1854年から1932年に活躍したアメリカの作曲家・楽団指揮者で、「行進曲王」として知られています。「星条旗よ永遠なれ」をはじめ数多くの行進曲を作曲し、吹奏楽の発展に大きく貢献しました。本サイトには「The Liberty Bell March」など10曲を収録しています。
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