説明
ペルーの総督が「エル・キャピタン」と名乗る山賊に変装して騒動を切り抜ける――そんな喜劇オペレッタの旋律から、スーザ自身が組み立てた同名の行進曲です。オペレッタは1896年に初演され、スーザの舞台作品の中で最も成功したものとなりました。
約1分39秒に1600音、1秒あたり16音を超える密度は、ここに収めたスーザ作品の中で最も高い値です。ハ長調の曲で、勇壮な主題とより軽快な部分との対比が聴きどころとなり、行進曲の常としてトリオでは調が変わります。下はヘ1、上はイ6までと広く、61鍵では低音が足りません。
2分足らずの間に音が密集する上級曲で、テンポを保ったまま左手の跳躍と右手の和音を正確に合わせる力が求められます。低音から中音域へ跳ぶ伴奏は、手の色分けで跳躍の幅を目で確かめておくと覚えやすくなります。難しい箇所をA-Bループで区切り、遅い速度で跳躍が安定してから、少しずつ元の速さに近づけてください。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
ジョン・フィリップ・スーザ (1854-1932)
ジョン・フィリップ・スーザは1854年から1932年に活躍したアメリカの作曲家・楽団指揮者で、「行進曲王」として知られています。「星条旗よ永遠なれ」をはじめ数多くの行進曲を作曲し、吹奏楽の発展に大きく貢献しました。本サイトには「The Liberty Bell March」など10曲を収録しています。
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