説明
作品10の第5曲で、右手がほぼ黒鍵だけで演奏されることから「黒鍵のエチュード」と呼ばれています。変ト長調という調を選び、右手の音をその五音音階に限定することで、黒鍵だけで旋律と走句を成立させています。ショパン自身はこの通称を用いていません。
変ト長調の2拍子。右手は細かい音型で黒鍵の上を走り続け、左手は跳躍を含む伴奏で支えます。1分半ほどの中に1600を超える音が詰め込まれ、テンポは速く、性格は終始軽快です。音域は6オクターブに広がります。
黒鍵は白鍵より奥にあり、幅も狭いため、指を寝かせては弾けません。指を立てて鍵盤の奥を使い、手のひらの位置を高く保つこと。白鍵の曲とは手の形そのものが変わります。速く弾くほど指が滑って音を外しやすくなるため、まず遅いテンポで黒鍵の上に手が安定して乗る感覚を作るのが先です。
様々な作曲家による練習曲を集めたカテゴリ。ショパンの「革命」など、指の独立性や表現力を鍛える作品が並ぶ
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作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスでは、「革命」をはじめとする練習曲、バラード第1番・第4番、ノクターン、前奏曲集 Op.28などを収録しています。
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