説明
B.150に数えられるこのワルツは、ショパン後年の作品のひとつとされています。短調特有の落ち着いた哀愁を帯びた旋律が特徴で、華やかな舞踏用ワルツというよりも、内向的で瞑想的な性格を持っています。テンポの揺らし方や声部間の受け渡しに繊細な配慮が必要で、技術的な難度は高く、丁寧なルバートと歌わせるフレージングが求められる一曲です。
優雅な3拍子のワルツを集めたカテゴリ。ショパンの演奏会用ワルツをはじめ、様々な作曲家によるワルツ作品が並ぶ
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
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