説明
B.36にあたるこのポロネーズは、1829年頃、ショパンがワルシャワ音楽院で学んでいた時期の作品です。変ト長調特有の柔らかい響きを生かし、後年の劇的なポロネーズとは対照的に、優美で歌うような性格を持っています。演奏機会は多くありませんが、旋律のなめらかな受け渡しや装飾的なパッセージには早くも個性がにじみ、パリ移住前の若きショパンの作風を知るうえで興味深い作品です。
ポーランド起源の3拍子の舞曲「ポロネーズ」を収録。ショパンの雄大な作品をはじめ、堂々とした行進調のリズムが特徴
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
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