説明
『24の前奏曲』の中で最も長い第17番変イ長調です。温かく幸福感に満ちた旋律が続く中、低音部では変イ音が11回繰り返され、教会の鐘を思わせるような響きを生み出します。技巧的な速いパッセージよりも、豊かな和声とじっくりとした歌わせ方が魅力の作品で、2分半ほどの時間をかけて丁寧に紡がれていきます。低音の反復を単調にしない耳の良さも大切です。
ショパンが1838-39年に作曲した24の小品集。全24調を網羅し、各曲が独自の性格を持つピアノの詩集
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
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