説明
同じ時期に手がけられたとみられる、もう一つのト長調のフーガです。他の2曲と比べても最も短く35秒ほどですが、254音が密に詰め込まれており、瞬発力のある集中を要します。対位法の書法を学ぶ過程で生まれたこうした小品群は、モーツァルトが古い様式を自らの語法に取り込もうとした試みの一端を示しており、簡潔ながら聴きどころの多い一曲です。
バッハに影響を受けて作曲された対位法作品を収録。厳格な形式の中に各作曲家の個性が光る
作曲家について
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (1756-1791)
オーストリア・ザルツブルクに生まれ、幼少期から神童として名を馳せた古典派を代表する作曲家です。ウィーンを拠点に活躍し、35年という短い生涯の中で交響曲・オペラ・室内楽・鍵盤曲など幅広いジャンルに傑作を残しました。明快で均整の取れた様式の中に豊かな感情表現を宿す作風が特徴です。本サービスには幻想曲や自作フーガなど95曲を収録しています。
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