説明
直前のニ短調・8分の3拍子のメヌエット第1番に対し、同じ主音のニ長調、4分の3拍子で応えるトリオです。メヌエットの間にトリオをはさむ形はバロックの組曲でよく用いられ、この二曲も「エイルスフォード小品集」の中で組になっています。
演奏時間は約1分、音数は290ほどで、第1番より長く、ゆったりと進みます。右手が旋律、左手が低音という役割は変わりませんが、音域はA1まで下がり、低音の広がりが増しています。1秒あたりの音数は4音あまりで、第1番より穏やかな密度です。
難易度は初級です。第1番と続けて弾く場合、拍子が変わるため、トリオに入るところで新しい拍の感じに切り替える必要があります。A-Bループで二曲のつなぎ目を繰り返し練習すると、切り替えが自然になります。音域はA1からB5までで、そのままでは低音の一部が61鍵の鍵盤の範囲を外れますが、オクターブをずらせば全音を弾けます。
ヘンデルが鍵盤楽器のために作曲した組曲集で、アルマンドやガヴォットなど舞曲を中心に構成される。快活な装飾旋律とバロック特有の対位法的な書法が魅力で、様式感を学びたい中級以上の奏者に向く一群。
「鍵盤組曲」の曲一覧を見る →楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル (1685-1759)
ドイツ・ハレに生まれ、後にイギリスに帰化したバロック期の作曲家です。オラトリオ「メサイア」やイタリア風オペラで名声を博し、鍵盤音楽でも数多くの組曲やソナタを残しています。同時代のバッハと並び称される存在で、旋律の親しみやすさと堂々とした様式美が特徴です。本サービスでは、組曲の諸楽章やメヌエット、「エイルスフォード小品集」の小品などを収録しています。
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