説明
5つの前奏曲Op.16の第3曲は劇的な性格を持つ一曲で、力強い和音の動きと繊細な抒情的な部分が交互に現れます。2分を超える中で曲想が大きく変化するため、対照的な場面をどう自然につなぐかが演奏の鍵となります。534音という音数は、緩やかな部分と密な部分の落差の大きさをはっきりと物語っています。
スクリャービンの前奏曲集。ショパンの影響から始まり、独自の神秘主義へと発展した作品群
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
アレクサンドル・スクリャービン (1872-1915)
ロシア・モスクワ出身の作曲家兼ピアニストで、神秘主義的な思想と結びついた独自の音楽世界を築いたことで知られています。初期はショパンの影響を受けた抒情的な作品を書きましたが、次第に伝統的な調性から離れ、独自の和声体系へと発展させていきました。本サービスには初期の「練習曲」や「前奏曲集」Op.11・Op.16から8曲を収録しています。
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