説明
スクリャービンが20代前半に書いた5つの前奏曲Op.16の第1曲です。3分を超える演奏時間は同曲集の中でも長く、ゆったりとした瞑想的な雰囲気が持続します。旋律が繰り返し形を変えながら回帰する構成で、内省的な音楽に静かに沈み込むような集中力が演奏者にも聴き手にも求められる、じっくり聴かせる一曲です。
スクリャービンの前奏曲集。ショパンの影響から始まり、独自の神秘主義へと発展した作品群
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
アレクサンドル・スクリャービン (1872-1915)
ロシア・モスクワ出身の作曲家兼ピアニストで、神秘主義的な思想と結びついた独自の音楽世界を築いたことで知られています。初期はショパンの影響を受けた抒情的な作品を書きましたが、次第に伝統的な調性から離れ、独自の和声体系へと発展させていきました。本サービスには初期の「練習曲」や「前奏曲集」Op.11・Op.16から8曲を収録しています。
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