説明
同ソナタの第2楽章は優雅なメヌエットです。旋律は装飾を控えた素直な運びで、続くトリオでは短調寄りの陰影ある表情に転じ、対比を生み出します。舞曲的な三拍子のリズムを保ちながら、フレーズの終わりを丁寧に収める呼吸感が演奏の鍵となります。第1楽章に比べると音数は控えめで、落ち着いたテンポの中で表情の変化を描くことが求められます。
ハイドンが残した約60曲のピアノソナタ。古典派ソナタの発展に貢献した重要な作品群
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809)
オーストリアに生まれ、長年エステルハージ侯爵家に仕えた古典派を代表する作曲家です。「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」とも称され、明快な形式感とユーモアに富んだ作風でウィーン古典派様式を確立しました。数多く残された鍵盤ソナタは、モーツァルトやベートーヴェンへの橋渡しともなっています。本サービスにはソナタHob.XVI:27・28の各楽章など60曲を収録しています。
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