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抒情小品集

抒情小品集「山人の歌」

エドヴァルド・グリーグ (1903)

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難易度中級
難易度スコア5 / 10
演奏時間2:32
ノート数527
作品番号Op.73 No.7
調ト短調
拍子2/2
音域F1 – A6
様式ロマン派

説明

「抒情小品集」第10巻 作品73の第7曲「山の夕べ」です。1903年、グリーグ最晩年の作で、66曲におよぶ曲集の最終巻に収められています。ノルウェーの山の牧場で歌われた呼び声——遠くの家畜に届かせるための、旋律の長い独特の歌——が下敷きになっています。

ト短調の2分の2拍子。冒頭は単旋律に近い書法で始まり、和音の支えをほとんど持たないまま歌が進みます。やがて和声が加わって厚みを増し、再び単旋律へ戻って消えていきます。2分半ほどの中に音は530ほどと少なく、音と音のあいだの時間が大きな役割を果たします。

中級とされるのは、速い動きがないためです。課題は、伴奏の支えがない旋律をどう聴かせるかにあります。和音が鳴っていない箇所では、音の長さと間の取り方だけが表情になります。遠くへ呼びかける歌だと考えて、フレーズの終わりを急がずに保つこと。ペダルは浅く、響きを濁らせないように。

グリーグが生涯をかけて作曲した10巻66曲からなるピアノ小品集。ノルウェーの風景と民族音楽が反映された名曲揃い

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楽譜

楽譜提供: Mutopia Project

作曲家について

エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)

ノルウェー・ベルゲン出身の作曲家で、北欧の民族音楽を取り入れた国民楽派を代表する存在です。劇音楽「ペール・ギュント」やピアノ協奏曲イ短調で広く知られる一方、生涯にわたり書き継いだ「抒情小曲集」では、素朴で詩的な小品を数多く残しました。本サービスには「トロルハウゲンの婚礼の日」や「小人の行進」など6曲を収録しています。

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