説明
1813年、シューベルトが10代半ばで書いた幻想曲です。ハ短調の暗い響きを基調に劇的な場面転換を重ねていく構成には、後の大作幻想曲に通じる萌芽が感じられます。特に低音域を活かした重厚な響きと性急な走句が対比を成す場面が印象的です。演奏時間は14分ほどで、若い時期の作品ながら密度の高い音数が印象的です。
自由な形式で書かれた即興的な性格を持つピアノ作品を集めたカテゴリ。バッハからショパン、ベートーヴェンまで幻想的な発想が生かされている
作曲家について
フランツ・シューベルト (1797-1828)
ウィーンに生まれた作曲家で、わずか31歳で世を去りながら、歌曲(リート)を中心に膨大な作品を残しました。旋律の美しさと転調の妙で知られ、「魔王」などの歌曲は今日でも広く歌われています。ピアノ曲でも「即興曲集」など叙情性豊かな作品を残しています。本サービスには即興曲や「魔王」、「ハンガリー風の旋律」など120曲を収録しています。
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