説明
BWV 960は、ホ短調の落ち着いた響きを持つ短めのフーガです。単一の主題が声部間で受け渡されながら音楽が進んでいく、フーガの基本的な書法を丁寧に確認できる作品です。演奏時間は短く技術的な負担も抑えられているため、初めて対位法作品に触れる過程で取り上げられることの多い一曲です。主題の輪郭を意識して弾くと、声部の受け渡しがより明瞭になります。
バッハに影響を受けて作曲された対位法作品を収録。厳格な形式の中に各作曲家の個性が光る
作曲家について
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
ドイツ・バロック音楽を代表する作曲家で、音楽一家バッハ家に生まれ、ライプツィヒの聖トーマス教会カントルを長く務めました。対位法の頂点を極めた作曲技法で知られ、「平均律クラヴィーア曲集」や「インヴェンション」など鍵盤音楽の基礎を築きました。本サービスには多数のコラール編曲やアリアを含む229曲を収録しています。
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