説明
BWV 905は、幻想曲とフーガを組み合わせたバッハの鍵盤作品のひとつです。ニ短調の陰影に富んだ響きの中で、自由な幻想曲部分と厳格な対位法によるフーガ部分が対照を成しています。声部の絡み合いを見通す構成力が必要で、他のバッハの同種の作品と同様、即興性と構築性という両極の書法を一曲の中で味わえる点が魅力です。
バッハに影響を受けて作曲された対位法作品を収録。厳格な形式の中に各作曲家の個性が光る
作曲家について
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
ドイツ・バロック音楽を代表する作曲家で、音楽一家バッハ家に生まれ、ライプツィヒの聖トーマス教会カントルを長く務めました。対位法の頂点を極めた作曲技法で知られ、「平均律クラヴィーア曲集」や「インヴェンション」など鍵盤音楽の基礎を築きました。本サービスには多数のコラール編曲やアリアを含む229曲を収録しています。
バッハの作品一覧を見る →