説明
1739年に出版された『クラヴィーア練習曲集第3部』に含まれる、2声のデュエットの第1曲です。同曲集の中ではオルガン用のコラール前奏曲群の間に置かれた小さな間奏曲的な作品ですが、鍵盤楽器全般で演奏される機会も多い小品です。ホ短調の緊密な二声の対話が特徴で、両手が対等に旋律を受け渡しながら進む書法は、声部を明確に弾き分ける技術を要します。演奏時間2分半強、上級者向けの対位法作品です。
バッハの《クラヴィーア練習曲集》第3部に収められた2声の対位法的な小品集。厳格な書法の中に軽やかな対話性がある
作曲家について
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
ドイツ・バロック音楽を代表する作曲家で、音楽一家バッハ家に生まれ、ライプツィヒの聖トーマス教会カントルを長く務めました。対位法の頂点を極めた作曲技法で知られ、「平均律クラヴィーア曲集」や「インヴェンション」など鍵盤音楽の基礎を築きました。本サービスには多数のコラール編曲やアリアを含む229曲を収録しています。
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