説明
4つのデュエットの最後を飾る第4番で、イ短調の情感豊かな主題が2声の間で緊密に展開していきます。音楽学者マッテゾンが「芸術的で対位法的なデュオ」と評したように、簡潔な編成の中に高度な作曲技法が凝縮されている点が魅力です。中級レベルで演奏時間・音数は4曲中最も多く、旋律線の受け渡しを明瞭に描きながら短調特有の情感を表現する力が求められます。
バッハの《クラヴィーア練習曲集》第3部に収められた2声の対位法的な小品集。厳格な書法の中に軽やかな対話性がある
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
ドイツ・バロック音楽を代表する作曲家で、音楽一家バッハ家に生まれ、ライプツィヒの聖トーマス教会カントルを長く務めました。対位法の頂点を極めた作曲技法で知られ、「平均律クラヴィーア曲集」や「インヴェンション」など鍵盤音楽の基礎を築きました。本サービスには多数のコラール編曲やアリアを含む229曲を収録しています。
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