説明
10の前奏曲Op.23の第3番は、ニ短調の哀愁を帯びた旋律が印象的な作品です。マーチ風の力強い中間部を挟みながら、全体としては内省的な情感が支配します。上級レベルの作品で、和声の色彩を丁寧に描き分ける繊細な表現力が要求されます。曲集の中でも陰影の濃い、思索的な一曲で、静と動の切り替えを自然に表現する力が試されます。
特定の曲集に属さない前奏曲を集めたカテゴリ。バッハから近現代まで、様々な作曲家による短く印象的な作品が並ぶ
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943)
ロシアに生まれ、ロシア革命後は欧米に移住して活動した後期ロマン派を代表する作曲家兼ピアニストです。豊麗な旋律と重厚な和声、ロシア的な鐘の響きを思わせる音響が特徴で、ピアノ協奏曲第2番などが広く知られています。数多くの「前奏曲」も名品として親しまれています。本サービスにはOp.23の前奏曲集から5曲を収録しています。
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