説明
1798年出版の3曲のピアノソナタから成る作品集です。演奏時間は7分半程度とまとまりがありながら、クレメンティらしい躍動的なリズムと明快な旋律線が特徴で、古典派の様式を保ちつつも力強さを感じさせる書法になっています。装飾的な走句と主題の提示が短い間隔で入れ替わるため、場面ごとの切り替えの速さが要求される、上級者向けの技巧が求められる一曲です。
ベートーヴェンの初期作品をはじめ、古典派・ロマン派を代表するピアノソナタを収録。複数楽章にわたる本格的な作品が並ぶ
作曲家について
ムツィオ・クレメンティ (1752-1832)
イタリア・ローマに生まれ、若くしてイギリスに渡り、ロンドンを拠点にピアニスト・作曲家・楽器製造業者として活躍しました。「ピアノ奏法の父」とも呼ばれ、教則本「グラドゥス・アド・パルナッスム」やソナチネ集は今日も学習者の定番教材となっています。本サービスには童謡の変奏やハイドン・モーツァルトの旋律を用いた小品など36曲を収録しています。
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