説明
幻想曲 ハ短調 K.475は、1785年に書かれた、モーツァルトの幻想曲の中でも特に名高い一曲で、ピアノソナタ第14番ハ短調K.457と組み合わせて演奏されることも多い作品です。劇的な和声の変化と半音階的な進行が交錯し、緩急の対比が際立つ構成となっています。演奏時間は約13分、音符数も4100を超える規模で、表現力と持久力を兼ね備えた上級者向けの大曲です。場面ごとに移り変わる感情の振れ幅を説得力ある演奏で描き切る力量が試されます。
自由な形式で書かれた即興的な性格を持つピアノ作品を集めたカテゴリ。バッハからショパン、ベートーヴェンまで幻想的な発想が生かされている
作曲家について
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (1756-1791)
オーストリア・ザルツブルクに生まれ、幼少期から神童として名を馳せた古典派を代表する作曲家です。ウィーンを拠点に活躍し、35年という短い生涯の中で交響曲・オペラ・室内楽・鍵盤曲など幅広いジャンルに傑作を残しました。明快で均整の取れた様式の中に豊かな感情表現を宿す作風が特徴です。本サービスには幻想曲や自作フーガなど95曲を収録しています。
モーツァルトの作品一覧を見る →