説明
ハイドンの初期作品群に属するパルティータで、明快な主題と規則的なフレーズ構成が親しみやすい印象を与えます。当時の宮廷や市民階級で好まれた実用的な鍵盤音楽としての性格が強く、後年の凝縮された作風とは異なる伸びやかな筆致が魅力です。13分を超える長丁場を、緊張を保ちながら弾き切る持久力が試されます。音数は6000を超え、装飾音の処理にも注意が必要です。
バロック時代の組曲形式の作品。様々な舞曲が連なり、バッハのパルティータは鍵盤音楽の最高傑作とされる
作曲家について
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809)
オーストリアに生まれ、長年エステルハージ侯爵家に仕えた古典派を代表する作曲家です。「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」とも称され、明快な形式感とユーモアに富んだ作風でウィーン古典派様式を確立しました。数多く残された鍵盤ソナタは、モーツァルトやベートーヴェンへの橋渡しともなっています。本サービスにはソナタHob.XVI:27・28の各楽章など60曲を収録しています。
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